食品包装容器の安全性について
私たちが日常生活で使用している製品の多くはプラスチックが使われています。我々の健康に害を及ぼすことがないように食品の包装容器に使用されるプラスチック製品は、食品衛生法の厚生省告示20号や厚生省告示第370号等で食品に接触する包装容器に使用されるプラスチック製品の規格とネガティブリスト方式による毒性が強い約30物質の添加量や溶出量が規制されています。
同じように、一般に食品容器に使用される素材は厚生省告示第370号で規制された有害物質、有害金属を含まないのはもちろんのこと、素材からの溶出に対しても食品衛生法で定められた厚生労働省告示第20号に適合した素材を使用する必要があります。さらに使用後に廃棄された場合、環境に負荷を与えない素材を使用するよう努めることも大切となります。